東京湾岸タワーマンション パークタワー勝どき(その1)

不動産仲介手数料を節約、削減したい方向けに仲介サービスを提供しているトータルマネジメントです

 

 

 

先日、都営地下鉄大江戸線の勝どき駅で、

A5出口の案内図に新たな表示が現れました。

 

それは「グランドマリーナ東京」という名称で、

これはパークタワー勝どきミッド/サウス

(将来的にはノース(仮称)が追加されると予想されています)の総称です。

 

入居は既に従前の土地所有者などから始まっており、

販売住戸の入居者は来年の春からとなります。

 

ただし、低層階のテナントの一部は既に営業を開始し、

賑わいを見せています。

 

ますます都内でも際立つスケールを持つ

大規模再開発のパークタワー勝どきミッド/サウスと、

勝どきエリアの現在と将来について、

まずは詳しくご紹介したいと思います。

 

パークタワー勝どきミッド/サウス (その1)

  • 勝どき駅地下通路と出口
  • 遊歩道、公園、テラス、人道橋(小橋)
  • テナント 

 

 

1.勝どき駅の地下通路と出口

 

グランドマリーナ東京方面への地下直結通路と改札は

以前から完成していましたが、長らく閉鎖され、利用することができませんでした。

 

しかし、ついに8月31日に待ち望まれていた供用が開始されました。

 

駅改札からA5出口までは

約200メートルという距離がありますが、

この通路はまるで百貨店内のような清潔で

高級感あるデザインで、地下鉄通路とは思えないくらいです。

 

 

それにもかかわらず、ここはまだ公共施設の通路です。

 

出口に向かうと、エレベーターと階段の2つの選択肢がありますが、

距離を短縮して速く1階に到達するためには、

階段を利用することをおすすめします。

 

 

毎日この通路を利用する人々にとって、

改札から1階のA5出口までの所要時間は実質的に3〜4分かかるでしょうが、

その点に不満を持つ人は少ないでしょう。

 

さらに、この地下通路は

パークタワー勝どきミッド地階直結ですので、

風雨の影響を一切受けません。

 

一方、パークタワー勝どきサウスへ行くには、

1階から2つのタワーをつなぐ屋根つき通路がありますが、

雨風の強さによっては傘が必要となることがあります。

 

 

うらやましいことに、大雨や台風の際でも、

大江戸線で新宿、六本木、有楽町線(月島駅での乗り換え)、

東西線(門前仲町駅での乗り換え)を乗り継いで、

傘をささずに銀座、有楽町、大手町、丸の内などへ行くことができるのです。

 

 

2.遊歩道、公園、テラス、人道橋(小橋)

 

運河沿いに広がる遊歩道は約370メートルあり、

さらに今後建設されるノースタワーまで含めると

約130メートル伸びます。

 

 

 

この美しい場所はドラマのロケ地としても利用され、

さまざまな俳優たちに会えるかもしれない楽しみが待っています。

 

 

敷地内の公園は一般の人々にも開かれており、

バーベキューを楽しむスペースもあります(バーベキューの利用は予約制です)。

 

子供たちが遊べるスペースも十分に用意され、

大規模な開発の利点を最大限に活用しています。

 

また、運河沿いには多くのテラス席が設置されており、

水辺の快適さを満喫できます。

 

 

唯一の心配事は、今後の利用者数の急増です。

 

想定される居住人口は5000人を超え、

来春以降、入居者が急増することが予想されます。

 

また、来年4月に供用予定の人道橋(小橋)が完成すれば、

往来が一層増え、利用者がどれくらい増加するかは不明です。

この魅力的な環境は、人ごみが増えることを心配させます。

 

☆人道橋(小橋)について・・・

A5出口からまっすぐ進んだ先の

晴海側へ渡る人道橋(小橋)はほぼ完成しています。

 

中央区役所の担当者によると、

この人道橋の残りの工事には、道路の舗装、

防水加工、晴海側のスロープ整備が含まれており、

さらに事務手続きも必要です。

 

そのため、供用開始はどうしても

来年の春ごろになる見通しとのことです。

 

さらに、10月1日からは

この人道橋の名称に関する公募も始まる予定です。

 

特に晴海地区の住民や事業所からは、

早急な供用開始を求める声が強いようで、

できるだけ早い供用開始が期待されています。

 

3.テナント

パークタワー勝どきミッドの1階には、

スターバックス勝どき店が2023年9月13日にオープンしました。

 

これは勝どき地区における初のスターバックス店舗で、

晴海トリトンスクエア内にある晴海店

(日曜日と祝日は定休日)に次ぐ店舗となります。

 

今後、イタリアンや和食などのレストランも順次オープン予定です。

 

勝どき地区はタワーマンションが増え、

人口が増加しているにもかかわらず、

家族やカップル向けの飲食店が少なかったため、

地域住民にとっては待望の出来事でしょう。

 

勝どき地区には過去10年間で多くのコンビニエンスストアや

スーパーマーケットがオープンしましたが、

コロナ禍により元々不足していた飲食店が

いくつか閉鎖され、夜が楽しめる場所とは言い難くなりました。

 

一部の人々は“勝どきには文化がない”とまで言いました。

 

勝どきのタワーマンションの住民は、

家に帰って家庭料理を食べるだけに

なってしまったのでしょうか?

外食は銀座や築地でしょうか?

地元のレストランや

居酒屋に気軽に立ち寄れる機会が増えてほしいと思うのは、

私だけではないでしょう。

 

続編続く

 

 

 

message-img1
筆者:大脇和彦プロフィール
愛媛県松山市生まれ マンションデベロッパー、会計事務所を歴して独立 不動産コンサルティングとエージェント業務が主体。近年は太陽光発電所開発運営も 趣味は、土地巡り・街巡り・山巡りを兼ねたドライブ(得意笑)、筋トレ(昔はオタク) 好きなこと言葉・・・積小為大、虚心坦懐