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東京湾岸タワーマンション 「晴海フラッグ スカイデュオ」と周辺施設の現況（21）
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東京湾岸タワーマンション 「晴海フラッグ スカイデュオ」と周辺施設の現況（21）
現在パリオリンピックが開催中ですが、
ちょうど3年前は東京オリンピックが開催されていました。
コロナ禍もあって無観客試合で行われましたが、
選手村の中はずいぶん盛り上がっていたようです。
～勝どき、晴海在住18年目の筆者が地元目線で工事の進捗状況とトピックスをお伝えしていきます～
晴海フラッグ スカイデュオ
晴海フラッグの最新情報をお届けします。
前回のブログから1ヶ月が経過しました。
PARK VILLAGEとSUN VILLAGEの進捗状況は
1週間ごとの変遷を画像にてご覧いただけるようにしています。
また一週間ごとの建築階数は、数値にてお伝えしています。
※コンクリート柱の組み立て階は除き、躯体が完成している階までを表示することにしました。
＜ 現場状況 ＞
タワー棟工事進捗状況（2024年7月6日時点）
◎PARK VILLAGE （勝どき駅、晴海5丁目ターミナルに遠い棟）・・・ 42階
◎SUN VILLAGE （勝どき駅、晴海5丁目ターミナルに近い棟）・・・ 44階
＜ 現場状況 ＞
タワー棟工事進捗状況（2024年7月14日時点）
◎PARK VILLAGE （勝どき駅、晴海5丁目ターミナルに遠い棟）・・・ 44階（50％前後）
◎SUN VILLAGE （勝どき駅、晴海5丁目ターミナルに近い棟）・・・ 45階
＜ 現場状況 ＞
タワー棟工事進捗状況（2024年7月21日時点）
◎PARK VILLAGE （勝どき駅、晴海5丁目ターミナルに遠い棟）・・・ 45階
◎SUN VILLAGE （勝どき駅、晴海5丁目ターミナルに近い棟）・・・ 46階
＜ 現場状況 ＞
タワー棟工事進捗状況（2024年7月28日時点）
◎PARK VILLAGE （勝どき駅、晴海5丁目ターミナルに遠い棟）・・・ 45階
◎SUN VILLAGE （勝どき駅、晴海5丁目ターミナルに近い棟）・・・ 47階
＜ 現場状況 ＞
タワー棟工事進捗状況（2024年8月4日時点）
◎PARK VILLAGE （勝どき駅、晴海5丁目ターミナルに遠い棟）・・・ 47階（50％前後）
◎SUN VILLAGE （勝どき駅、晴海5丁目ターミナルに近い棟）・・・ 48階
◆先月のPARK VILLAGEとSUN VILLAGEの建設現場最新情報
進捗と感謝
先月、PARK VILLAGEの建設現場では大きな進展がありました。
5週間で約6階層分が完成しましたが、
毎週コンスタントに進んだわけではなく、
月の後半には進捗が遅れる週もありました。
最後の1週間には1.5階層分が組み上がり、
6月から7月にかけて進捗のペースが一段と加速しました。
この努力には感謝していますが、
建設のペースにムラがあるのが少し心配です。
施工不良や品質の問題がないことを祈るばかりです。
一方、PARK VILLAGEでは1週間ごとに1階層分のペースをきっちり守っています。
この素晴らしい現場管理力には驚かされます。
これだけきっちりとした管理がされているマンションであれば、
購入者や入居者も安心して住むことができるでしょう。
建設会社の努力には頭が下がります。
そして、いよいよ今月8月にはSUN VILLAGEとPARK VILLAGEが上棟します。
最上階50階に到達するまで、それぞれあと3階と2階分です。
この猛暑の中、建設現場の皆さんには本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
HARUMI FLAGの最終章に向けて、
もうひと頑張り、安全第一で進めてほしいです。
◆晴海フラッグエリアの期待と課題
晴海フラッグが街開きしてから、いろいろな情報が出てきました。
まず一つ目は、ここは本来、住むための物件だったのに、
投資の対象になってしまったことです。
特に外国人投資家が全体の3割を占め、
その多くが空き室のまま売りに出されています。
物件価格も1億円を超えるものが多く、
一般の人には手が届きにくくなってしまいました。
このままでは、
新設された晴海西小学校や晴海西中学校などのインフラが十分に活用されず、
空き住戸の目立つさびしい街になってしまうかもしれません。
次に、交通アクセスの不便さも問題です。
最寄り駅である都営地下鉄「勝どき」駅から
晴海フラッグの各棟までは徒歩で14～15分かかり、
遠い棟からだとさらに3～5分は多く見積もる必要があります。
普段の移動手段はBRT（バス・ラピッド・トランジット）と路線バスです。
BRTは7月から通常時間帯でも20分に1本から15分に1本に増便されましたが、
新橋での乗り換えの不便さは変わりません。
路線バスは本数が多く、築地や銀座、有楽町、東京駅などに
一本で行けるので便利ですが、
晴海の住民が増えた分、バスの混雑も増しています。
BRTも路線バスも最終便は22時と早い時間なので、
この点も改善してほしいところですが、
バスの運転手不足などで簡単ではないでしょう。
2025年秋には、2棟のタワーマンションが入居開始予定です。
それにより街に活気が出る可能性もありますが、
根本的な問題解決には、交通アクセスの改善が必要です。
住む人を増やすためにも、今すぐにでも対策を始めるべきです。
東京都を中心に、早急に取り組んでもらいたいと思います。
－晴海フラッグ概要－
所在地：東京都中央区晴海5丁目一部
敷地面積：約18ヘクタール（都有地）
総計画戸数：住宅5,632戸（分譲住宅4,145戸、賃貸住宅1,487戸）
※内タワー棟PARK VILLAGE 722戸、SUN VILLAGE 733戸
他店舗・保育施設、介護住宅、商業施設
交通：都営大江戸線「勝どき」駅
A3a出口より
D棟（駅まで最近棟）まで1100m（徒歩14分）
A棟（駅まで最遠棟）まで1550m（徒歩20分）
※※※※※※※※※※※※※※※※※※
A5出口より
D棟（駅まで最近棟）まで900m（徒歩12分）
A棟（駅まで最遠棟）まで1350m（徒歩17分）
◆豊海タワーのコンクリート強度不足、是正工事完了
こちらの「ザ 豊海タワー マリン＆スカイ」では
コンクリートの強度不足が発覚し販売が延期されていましたが、
2024年7月23日に清水建設が是正工事の完了を発表しました。
原因は粗骨材の強度のばらつきでした。
豊海タワーは都営地下鉄大江戸線の勝どき駅から徒歩10分の位置にあり、
地下1階・地上54階建ての2棟で構成されます。
計2046戸の住戸に加え、店舗や区民館、保育所も入居予定です。
工事は2023年1月4日に開始され、2026年11月下旬の引き渡しを目指しています。
清水建設は、粗骨材の採掘場所を広げたために
強度のばらつきが生じたと説明しています。
地下1階と地上1階のコンクリート柱で強度不足が確認されましたが、
再施工により問題が解決されました。
第三者機関の性能評価も受け、構造安全性が確保されています。
今回の問題は豊海タワー固有のもので、
他の物件への影響はないとしています。
販売は休止中ですが、再開に向けて準備に入っている模様です。
晴海5丁目ターミナル（旧名モビリティステーション）
工事未完成箇所は見た目上はありません。
手前のBRT乗り場の2カ所だけ工事柵に囲まれています。
将来の増便や新ルートのために確保しているスペースかもしれません。
引き続きウォッチしていきます。
◎ニュースリリース
https://tokyo-brt.co.jp/caution/437
○選手村ルート新時刻表
○幹線ルート・晴海豊洲ルート新時刻表
◎東京BRT公式サイト
現在パリオリンピックが開催中ですが、ちょうど3年前は東京オリンピックが開催されていました。
コロナ禍もあって無観客試合で行われましたが、選手村の中はずいぶん盛り上がっていたようです。
愛媛県松山市生まれ
マンションデベロッパー、会計事務所を歴して独立
不動産コンサルティングとエージェント業務が主体。近年は太陽光発電所開発運営も
趣味は、土地巡り・街巡り・山巡りを兼ねたドライブ（得意笑）、筋トレ（昔はオタク）
好きなこと言葉・・・積小為大、虚心坦懐
